今回は、旧線と付け替え線の両方を、実際の行動の順に攻略していく。
似たような言葉が多く出てきてわかりにくいと思うのだが、ご勘弁願いたい。
以下の3つの道が、主に出てくる。
旧軌道、鎧畑ダムの工事によって付け替えられる以前の玉川森林鉄道の道。(下の拡大図2では黒の点線)
付け替え軌道、ダム工事によって昭和31年から新たに利用された玉川森林鉄道の道。(下図では黒の実線)
旧車道、現在の国道341号線の旧道だが、国道指定を受ける以前の道。


地獄の一キロ
越えてきた道を振り返れば、もう二度と踏み込みたくはない。
その先も、深い藪がたびたび現れたが、過ぎてきた道に比べればマシだった。
この先、どうしても突破できない部分があり、私はここを葦原に降りてやり過ごした。

耳除

鎧畑橋
東北電力鎧畑発電所の建物が、耳除の隣の鎧畑集落の入り口付近の山間、玉川に沿って建っている。
荒廃は非常に進んでおり、枕木のような角材から、落石、落ち葉に枯れ木など、廃道を演出するオブジェが橋の袂を埋め尽くしている。
橋を渡りきって、振り返る。
橋から見上げると、そこには貯水槽というか、正確には分からないのだが、地中の発電用送水パイプを制御しているだろう巨大な塔状の施設が、立ちつくしている。
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