河辺郡

河辺町 雄和町 

大滝又沢の森林軌道隧道 
1920年頃か?推定100m  手持ちの地図には、歩道を示す破線にトンネルが描かれており気になっていたが、どうやら隧道はかつての森林軌道用のものであったらしい。
現在では確認できないが、なんせ山深いところゆえ、ひそかに残存している可能性もあると思う。
今後より詳細な調査が必要と考える。
河辺町大滝又沢森林軌道
99年以前多分埋没
遅沢トンネル南坑口 内部
1986年294m  未だに不通である主要地方道28号線に代わり、河辺町と協和町の山間部を結ぶ生活道路トンネル。
何の変哲も無いトンネルだが、もしこれが無かったとすると、一帯は途端に凄まじい僻地と化すだろう。
河辺町 鵜養町道
2001年現役
萱ヶ沢トンネル(仮称) 廃車のある南口  北口遠景  現役っぽい内部
1980年頃か約50m  出羽丘陵の只中にあるトンネル。
町道でありながら、付近の集落同士を結ぶ重要な生活道路上にあった。
数年前に、この部分に切通しを含む新道が開通し、トンネルは廃止された。
現道からも近く、気軽に廃トンネルが味わえる。
雄和町 萱ヶ沢町道
2001年廃止
黒崎森隧道河辺側坑口  扁額  真っ暗な内部  西木側坑口  隧道の先の道…(河辺側)
1975年頃275m  私が最も愛する隧道である。
隧道の造形、前後を含めた一帯の情景、建設の経緯と現状、そのどれをとっても、全てが魅力的な、まさに魅惑の隧道である。

 この隧道の魅力、熱い想いはとてもここには書ききれない!
リンク先のページもご覧いただきたい。
河辺町 黒崎森田沢林道
2001年現役
小又沢トンネル
1983年94m  出羽丘陵にあるトンネル。
付近の集落をつなぐ生活道路として、山間部の町道にしては通行量も多い。
小さな峠のピークにあるトンネルで、急な上りとブラインドコーナーの先に突如現れる坑門に驚くぞ。
地味ながら、結構好きな一本だ。
雄和町 萱ヶ沢町道
2001年現役
雄和(一号)トンネル北坑口
1977年99m  秋田空港への県南からのアクセス道路として重要な主要地方道46号線に、同名の二号トンネルと並んで存在する。
長い下り坂に位置しており、あっという間に通り抜けてしまう無灯のシンプルなトンネル。
雄和町 平尾鳥PR46
2001年現役
雄和(二号)トンネル  
1977年63m  一号トンネルのすぐ下手に存在する更に短い、無灯のトンネル。

雄和町 平尾鳥PR46
2001年現役

現在事業中・計画中のトンネル
秋田空港アクセス道路(仮称) 平成18年度の全通を目指し建設が続けられている、自動車専用道路(無料)。
一部区間は既に共用されている。
トンネルについては、多分、生じないものと思われるが、一応希望を託す意味で…。
ちなみに、愛称を“あきたびライン”という。

県道326号線 秋田空港東線 秋田空港ターミナルから、協和町内の県道319号線に接続し、県南方向からの最短の空港アクセス道路として機能することになろう計画路線。
距離こそ短いが計画路線は全て山間部であり、トンネルの可能性もあり。