群馬の山ん中に、
マジで、すっげー橋が現存してたぞ!(2014年3月現在)
この物件は、昨年(平成25年)10月上旬に、ツイッター上でみち(@1600ZC)氏に教えていただいた。
それまで関東移住以来6年以上もの間、何度も訪れている群馬県の山中に眠るこの橋を、全く把握していなかった。
とにかく、見てもらえば分かる、すごい橋である。
今回、雪解け直後の最も藪が浅い時期に満を持して現地を捜索したところ、情報提供通りの橋が現存している事を確認出来た。
以下、そのレポートである。
本橋の所在地は、群馬県西部の甘楽郡下仁田町を走る国道254号内山峠の旧道沿いである。
長野県の佐久平と群馬県を結ぶ歴史深い峠道の途中に、とんでもない橋が、その威容を誇っていたのである。
橋の名前は不明だが、旧落合橋として話しを進める事にしよう。
その詳しい場所は、右図の通り。
内山峠へ続く旧国道が、市ノ萱川という渓流のさらに支流(西高畠沢)を跨ぐ地点である。
最寄りにして、群馬県側の峠前最奥集落である市野萱集落からは、1.6kmほど離れている。
集落からの接近シーンをレポートするのがもどかしいぐらい早く紹介したいし、国道254号内山峠旧道自体は既に多くの情報が世に出回っていると思うので、本頁ではいきなり現地発見のシーンから始めることにしよう。