その1 | 旧 | 2002.9撮影 秋田県山本郡藤里町 |
白神山地の玄関口、素波里ダムの少し下流に、長場内という集落がある。
この使われていない橋は、広域基幹林道米代線攻略の折、発見し、走行を試みた。
写真の中央付近に、大きな橋が写っているが、これが、米代線の長場内橋であり、すぐ右に非常に小さくだが、もう一本の橋があるのが、お分かりいただけるだろうか?これが、旧橋である。
近寄ってみると、封鎖されていた。
橋は見た感じにも、かなり老朽化が進んでいるが、さして危険とも思われないので、いつものようにチャリごと、バリを越えた。
チャリごと越えるところが、いいでしょ?
へっちゃら。へっちゃら。
これが、橋上の様子。
米代線開通以前は、県道と長場内集落を結ぶ唯一の橋であっただろうが、十分に機能的であると思われる。
親柱は無く、至って簡素なつくり。
竣工年度なども、不明である。(昭和40年代と思うが…。)
橋長は50mほど、高さは3m足らずで、粕毛川の清流が、涼しげ。
こんなとこで釣りしたら、気持ちいいだろうなー。
片田舎の、なんとも長閑な、旧橋でした。
ほんとうに、こんな場所で、遊べる子供たちは、贅沢だよなー。
ファミコンなんかで目が悪くなったり、ゲーム脳に犯される心配も無いし。
…なに、じじくさいコトいってんだ。俺。