遂に核心部への入り口を発見しながら、墜落の恐怖に敗れ退却した日より、ちょうど一ヵ月後。
再び私は、その橋の前に立っていた。
意を決し、橋へと踏み出す私。
鏡のような黒い湖面は、押し黙ったまま、私の挑戦を見つめている。
核心部への侵入が、開始された瞬間だった。
二人の同志との出会いが、森吉林鉄探索の歴史に、新たな一頁を刻む。
<作者注>
本レポートをご覧頂く前に、「道路レポ 森吉森林鉄道 邂逅編」及び「道路レポ 森吉森林鉄道 奥地編」をご一読いただいたほうが、お楽しみいただけると思います。
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