4号隧道の崩落と、その奥に広がる地底湖は、3人の戦意をも一挙に奪い取った。
これは、とても人力で復旧できる状態にはない。
やはり、一度崩落した隧道を蘇らせることなど、無理なのか。
そして、これで探索は、終了せざる得ないのか…。
このとき、選択肢は三つあった。
一つは、4号隧道側からの探索は諦めて、上流側の5号橋梁のリベンジに向かう。
二つ目として、今回パタ氏が準備していた“最終兵器”を持ち出すために、車に戻る。
そして三つ目、
4号隧道が超えているはずの山を迂回し、まだ見ぬ反対側の坑門へと向かう。
われわれは相談し、3番目のプランを採択した。
まだ、終われない。
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