切り立つ崖に囲まれた幽玄の湖、太平湖。
その湖畔に、隧道という線と、橋梁という点を繋いで、かつてレールが存在していた。
その名を、森吉森林鉄道といった。
われわれ3人の目的は、失われつつある痕跡を辿り、その全容を、解明することにある。
だが、目的の前に立ちはだかる障害は、大きかった。
自身2度目のチャレンジにして、なおも攻略適わなかった4号隧道。
なれば、もうひとつのチャレンジに、全てを託そう。
未知の領域を挟んで、4号隧道と対峙する一端…5号橋梁である。
湖を跨ぐ廃橋に、男たちが、命を賭ける!
いざ、最終ステージ!!
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