今年もお世話様になり、ありがとうございました。もう少しで新年を迎え
ます。最近地方の鉄道ではめっきり少なくなった駅の立ち食いそば、
あったとしても冷凍麺に濃縮つゆを希釈したもので画一的な味になって
ます。昭和時代は駅待合室やホームで香りに寄せ付けられるように
行ったものでした。地方によりローカル色も味に出てました。そんなそば
を時々無性に食べたくなり、自宅で作って食べてます。皆様方も年越し
そばなどに挑戦してみてはいかがでしょうか。どうして一坪や二坪位の店
であの味が。福島市の山口屋様のような専門店では鰹の厚削りを30
分から50分程煮出しています。駅の立ち食いそばとなると、その前に
同居していた義母は長年、駅そばに従事しておりました。東北では有名
な伯養軒弘前支店です。勤務先は五能線板柳駅でした。今年、駅
を見に行きましたが跡形も無くなってました。かろうじて待合室コンクリー
トに痕跡がありました。その義母から聞いたつゆの作り方です。水に
だしパックを入れ5分煮出し、醤油、砂糖、みりん、塩を入れるだけです。
後はゆで麺を湯煎してつゆをかけるだけです。だしパックはスーパーで
簡単に入手できます。失われた味を再現するのも面白いです。
それでは皆様、来年も事故や怪我をしないよう安全な廃線、廃道
探索を楽しみましょう。