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  [No.7310] 神岡軌道の落石覆い 投稿者:船津   投稿日:2013/02/09(Sat) 00:17:44

岐阜県飛騨市神岡町にある神岡軌道の落石覆いについて、三井金属修史論叢の「奥飛騨の交通発達史(中)」に記載がありましたので紹介させていただきます。
「会社は冬季間の輸送を確保するため昭和19年に全線にわたり木造掩蓋13か所延長276m、コンクリート掩蓋14か所延長330mを総工事費120,000円余で築造した・・」
今日現存の落石覆い(隧道接続分含む)は戦時中に施工されたみたいです。
また、旧線が存在する主要な箇所について下記の通りありました。
・不動谷、荒田谷、増谷改修・・昭和8上期完了
・東漆山桜峠及び赤谷改修・・昭和8下期完了
また、昭和15年までに曲線改修や隧道改修が行われているので、土〜茂住間のコンクリート橋もこの時に竣工したようです。