この本の林道は、おそらく現在の北海道道93号知床公園線（国道334号交点から知床大橋付近)と知床林道（知床大橋以遠）を指していると思います。
道道は、知床五湖付近までは舗装されていますが、それ以外は未舗装です。
知床大橋までは車が可能ですが、現在では観光シーズンなどの多客期は知床五湖から一般車は乗り入れ禁止、シャトルバス利用となります。
詳しくは、以下のサイトを見ると現在の道路状況がイメージされると思います。

http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/kk/akk/shiretoko_riyou.htm
http://www.kitamihonbu.police.pref.hokkaido.lg.jp/500_koutuu/531_ ..... kisei.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E5%BA%8A%E6%9E%97%E9%81%93

おお、一応現役の道路して管理されているんですね。
それにしても、上を見えれば崩れそうだし、谷は深いみたいだし、怖い道路ですね。
ありがとうございます！

自然公園法が制定されたのは、1957年。
知床国定公園が制定されたのが、1967年6月。
道道93号線の前身である619号線が認定されたのは、1968年3月。

国定公園の管轄は、環境庁（当時）。
林道、３桁都道府県道の管理は、地方自治体。


推測ですが、
高度成長、観光地化、を目指す地元自治体と、自然保護に目覚め始めた日本国の綱引きの結果、既存は最低限の管理はするけど、新規はなし、なんだと思います。

いまでは、何の指定も無いところに道路一本通すのにも、綿密な環境調査が必要ですし、ましてや、国定公園の特別保護区に新規道路が造れるわけがありません。

横断道路も、国定公園の外縁をかすめるようにつくられてますし。

稚拙な論拠ですみませぬ。

> 推測ですが、
> 高度成長、観光地化、を目指す地元自治体と、自然保護に目覚め始めた日本国の綱引きの結果、既存は最低限の管理はするけど、新規はなし、なんだと思います。

なるほど、確かにそうですよね。
ありがとうございます！

> 橋の先ですが、昔読んだことがある四駆雑誌の記事によると「天然のサファリパーク（ヒグマのみですが）」状態なので、非常に危険だそうです。

げ！それは嫌すぎます{-_-;))
（見てきてなんて気安く言ってごめんなさい＞よっきさんはじめご覧の皆様）

> 写真は知床大橋を渡った先のゲートの所です。

貴重な写真ありがとうございます・・・

> > 橋の先ですが、昔読んだことがある四駆雑誌の記事によると「天然のサファリパーク（ヒグマのみですが）」状態なので、非常に危険だそうです。
> げ！それは嫌すぎます{-_-;))

こんな感じのようですね。熊出会いまくり。
http://blog.finetrack.com/?p=3780

本題の道の話に戻ると"知床林道 ルシャの番屋"で検索すると、一般車通年全面通行止めの知床大橋 - ルシャ番屋の部分も含めてダートではあるものの現在もよく整備されているようです。
『北海道探検記』の地図にある道は今でも完全に現役ということですね。

ちなみに私も1980年代後半の夏に数回ほどカムイワッカの滝(今の道道93号終点付近)までバイクで行きましたが、当時もフラットダートで道幅も広く走りやすい道でした。
そのころ既に秘境にしてはかなりの観光客が来てましたが、それでも路駐がひどいという程ではなく、滝壺の湯にせいぜい4,5人がいる位の状態でした。
"カムイワッカの滝"で検索すると今はもの凄いみたいですねえ。

> こんな感じのようですね。熊出会いまくり。
> http://blog.finetrack.com/?p=3780

熊もさることながら、泳ぎって…

> 本題の道の話に戻ると"知床林道 ルシャの番屋"で検索すると、一般車通年全面通行止めの知床大橋 - ルシャ番屋の部分も含めてダートではあるものの現在もよく整備されているようです。
> 『北海道探検記』の地図にある道は今でも完全に現役ということですね。

なるほど、やっぱり「新規には作れないけど、あるものは管理する」ってことなんでしょうね。

> ちなみに私も1980年代後半の夏に数回ほどカムイワッカの滝(今の道道93号終点付近)までバイクで行きましたが、当時もフラットダートで道幅も広く走りやすい道でした。

良い時代に行かれたようですね。
今は完全に観光地化しちゃったようで、地元の方には申し訳ないのですけど遠路遥々人ごみの中へ行こうと言う気になれないです。