崩落と水没という最悪の状況にあることが確認されている森吉森林鉄道、4号隧道。
この突破を目指し、3人の男が挑む。
男たち vs 森吉林鉄
ラウンド1、ファイト!
<作者注>
本レポートをご覧頂く前に、「道路レポ 森吉森林鉄道 邂逅編」及び「道路レポ 森吉森林鉄道 奥地編」をご一読いただいたほうが、お楽しみいただけると思います。
3号隧道
ここで、持参していた「新兵器」を初披露しよう。
重い枕木や、水気を含んだ土は重く、男三人でも難儀したが、それでも徐々に徐々に水路は広げられ、深くなって行った。
安全性をとるならば、ここは間違いなく来た道を丁寧に戻るべきだが、さすがに少し面倒くさいし、時間にも限りがあるので、全員一致で「2号と3号隧道の間の崖」を降りて、下段軌道までショートカットすることにした。
さて、気をとりなおして、今度こそ4号隧道を目指そう。
ブル道を登る

4号隧道 入洞!
3号隧道とは一続きの水路のようになっている4号隧道。
前回となんら変化の無い坑門付近。
先の写真でパタ氏が立つ土砂の山は、洞床から3mほどの高さに頂点を持ち、洞内断面の半分以上を埋没させている。
前回は、余り気にしなかったのだが、ここまでの洞床には一つも見られない枕木が、まるで浜に打ち上げられた流木のように、累々と湖岸に積み重ねられている。
成すすべなく撤退する3人。| 当サイトは、皆様からの情報提供、資料提供をお待ちしております。 →情報・資料提供窓口 | |
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