本荘市由利郡

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赤倉トンネル  
1984年238m  1996年に全線が開通した、国道108号線松ノ木道路に、はじめに完成したトンネル。
実に全線供用開始の12年前から開通していたことになる。
特に何の変哲もないトンネル。
鳥海町 上笹子R108
1997年現役
芦川トンネル (仮称)  
予定620m  日本海東北自動車道(日東道)は、本荘〜岩城IC間に予定されている2本のトンネルのうちの一本。
同区間は、2007年の開通を目指しての建設が進んでいる。
このトンネルは、本荘市と大内町の境をなす折渡峠のやや西よりに建設されるものと思われる。
本荘市〜大内町日東道
未走予定
愛宕トンネル  
1983年125m  蔵集落を迂回する国道107号線は、2本のトンネルを有するが、これは東側の一本。
短いトンネルだが、非常に歩道が狭く、危険。
東由利町 蔵R107
2000年現役
天鷺トンネル 南側口
1998年頃約200m  岩城町二古と本荘市亀田とを繋ぐ峠越えの町道のピークにあるトンネルで、比較的新しい。 ほぼ頭上には、岩城少年自然の家がある。
このトンネルは、開通間もないころに、一度通ったきりだが、そのときはちょうど本荘市側の土砂崩れで通行止めになっていて、写真のとおり、電灯も消されていた。
本荘市亀田町道
1998年現役
石沢トンネル(仮称) 東側遠景
2000年177m  平成19年の完成めざし建設が進む、国道107号線石沢バイパスには、3本のトンネルが建設されるが、これはその一本。
石沢3号トンネルが、建設中の名称だ。
本荘市 石沢R107
2001年建設中
板沢トンネル
2002年310m  2002年に供用されたばかりの、日東道秋田空港−岩城IC間には2本のトンネルがある。
これはその一本。

 HEUERさんによる走行レポートが、相互リンク先の『HEUER ON WEB』にあるので、そちらもご確認いただきたい。
岩城町 勝手日東道
未実走現役
浮蓋トンネル 西側口  無灯の内部
1929年140m  かつて、横荘鉄道に供されていた隧道の一つで、現在では、県道48号線用に利用されている。
トンネルは東由利町と雄物川町の境に位置しており、西側は生活道路として利用されているが、東側は余り通る者もない。
隧道も、竣工当時の雰囲気のまま残されている。
東由利町 老方PR48
2000年現役
銀河トンネル 東側口  西側口を下から  西側遠景
1994年753m  現在の国道107号線は、本荘市と東由利町の境をなす奥ヶ沢地区を二本の長いトンネルと多数の橋で貫いている。
しかし、旧道となった風光明媚な渓流沿いのルートも捨てがたい。
このトンネル名は明らかに創作だと思うが、重みが無いので好きではない。
本荘市 奥ヶ沢R107
2002年現役
蔵トンネル 西側口  東側口
1983年185m  蔵集落を迂回する国道107号線は、2本のトンネルを有するが、これは西側の一本。
このトンネルの西側坑口は、県道284号線黒沢トンネル付近からも大変よく眺められる。
 
東由利町 蔵R107
2000年現役
黒沢トンネル 北側口  ひどく蛇行する内部  南側口
1951年167m  湯治場として著名な滝温泉、そこと県南方面とを結ぶ古くからの道路上に、このトンネルはある。
県内有数の古トンネルであり、やはりその老朽化は目立つ。
造り的にも、狭く、暗く、蛇行するさまは、いかにも、“隧道”といった様相。
東由利町 蔵PR284
2002年現役
白沢トンネル 北側口  内部  南側口
1986年215m  東由利町と大森町とを繋ぐ白沢峠を貫くトンネル。
開通から20年近く経過し、既に峠の旧道は影も形も無くなった。
(未だにこの旧道の描かれている地図帳も少なくないが。)
そして、このトンネルもすっかり景色に馴染んでいる。
東由利町 法内PR30
2002年現役
新諏訪山トンネル 東側口  東側坑口
2001年177m  平成19年度の全線供用を目指し建設が進む国道107号線石沢バイパス、その東の端に位置するトンネル。
現道の諏訪山トンネルの直ぐ脇にある。
幅11.25m(歩道含む)と、巨大な断面を持つ。
本荘市 石沢R107
2002年建設中
諏訪山トンネル 西側口  西側遠景  東側口
1970年110m  県内の現役トンネルの中ではかなり古い部類に入る。
老朽化が進み、隣接地には新トンネルの建設が進む。
まもなく旧道と化すのだろう。
本荘市 石沢R107
2002年現役
第一柴倉トンネル 南側口  内部
1929年200m  横荘鉄道跡に残る隧道は、全部で5本。
これはそのうち最も西側にあるもので、延長も200mと、最も長い。
“第一”の名前だが、現在、第二柴倉隧道は現存しない。
どうやら、県道の切り通しに変化してしまったようだ。
東由利町 老方PR48
2000年現役
高尾トンネル(仮称) 北側口  北側遠景  無灯の内部
1999年頃か約400m  発見当時、謎のトンネルとして当HP にも紹介した一本。
地図にも無い道で、作りっぱなしで放置された異様な様は印象に残っている。
2003年現在で、どうなっているのかは不明。
そろそろ調査に行ってみようかな。
大内町 高尾広域農道
2000年建設中
茶屋掛場トンネル
1996年80m  古くは、岩城林道と呼ばれた道は、近年岩城東幹線として整備された。
そこに誕生したのが、このトンネルである。
岩城町 福俣町道
1999年現役
童画のトンネル 西側口  東側遠景
1994年248m  東由利町と本荘市の境を国道107号線は、2本のトンネルで貫く。
これは東由利町側にあるほうのトンネル。
凝った外装に特徴がある。
東由利町 畑村R107
2002年現役
鳥田目トンネル 東側口  広々とした内部
2001年195m  平成19年度の全線供用を目指し建設が進む国道107号線石沢バイパス、その中央に位置するトンネル。
大変に幅の広いトンネルである。
本荘市 石沢R107
2002年建設中
長坂トンネル  
1988年180m  大内町高尾と長坂を結ぶ峠越えの町道にあるトンネル。
既に旧道は叢に消えており、このトンネルも古びてきた。
余談だが、ここも怪奇スポットらしい。
大内町 長坂町道
1999年現役
西久米トンネル  
1988年505m  1996年に開通した松ノ木道路にある3本のトンネルのうち、真ん中にあるものだ。
緩やかな勾配がトンネル内全線を支配しており、疲れる。
鳥海町 上笹子R108
1997年現役
早坂トンネル  
不明約200m  印象に残っていない。
コメント不能。
大内町長坂R105
1999年現役
直根林道第一隧道 西側口  東側口
1950年頃か29m  森林軌道に由来する直根林道には、2本の隧道があるが、これはその一本。
狭さ、短さ、その両方に驚く。
今後これほどまでに短い隧道が誕生することは、まず、無いであろう。
鳥海町 袖川直根林道
2002年現役
直根林道第二隧道 南側口  “狭”怖の内部  北側口
1950年頃か626m  2003年1月の執筆時点で、私にとって、最も印象深い隧道。
その、異常な狭さ、長さ、その両方からくる、滅入るような圧迫感。
隧道と、その先に眠る廃村…。
 一帯は、県内でも有数の、山チャリ魅惑のゾーンなのだ!
鳥海町 袖川直根林道
2002年現役
二古トンネル (仮称)  
予定1330m  日本海東北自動車道(日東道)は、本荘〜岩城IC間に予定されている2本のトンネルのうちの一本。
同区間は、2007年の開通を目指しての建設が進んでいる。
このトンネルは、岩城町と本荘市の間の稜線を、天鷺トンネルのやや西よりで貫くものと思われる。
岩城町〜本荘市日東道
未走予定
松ノ木トンネル レリーフがかわいい西側口  東側遠景
1996年1744m  高速道路を除いては、県内3番目の延長を誇るのがこのトンネル。
かつては、県内有数の難所であった松ノ木峠を、短絡するトンネルの効果は計り知れない。
今では廃道と化した旧国道を走ると、なおさらその思いは強くなる。
鳥海町 上笹子R108
1997年現役
道川トンネル  
2002年290m   2002年に供用されたばかりの、日東道秋田空港−岩城IC間には2本のトンネルがある。
これはその一本。

 HEUERさんによる走行レポートが、相互リンク先の『HEUER ON WEB』にあるので、そちらもご確認いただきたい。
岩城町 勝手日東道
未実走現役

現在事業中・計画中のトンネル
 日本海沿岸東北自動車道  この地域の殆どは、これから高速交通網に加わる。
将来的には、多くのトンネルが穿たれることだろう。
特に、象潟町以南の県境部は、鳥海山の斜面がそのまま海に落ち込む難所であり、相当な難工事が予想される。
県内最長の5000mを越えるような“鳥海山トンネル”が掘られるということも、あるかも知れない。
 いずれにしても、この地域の日東道は、まだまだこれからの工事だ。