阿仁合バイパスは、阿仁町の中心地である阿仁合市街地を迂回するバイパスである。 その延長は約2500m、迂回は阿仁川右岸の斜面を登り、市街地の上端に沿って行われるので、旧道よりも距離も長い上に、勾配も激しい。チャリ向きではないバイパスである。 荒瀬バイパスに接続する部分で一旦、旧道と合流するが、そのすぐ手前には茶屋庫トンネルがある。 写真は、途中にある休憩スペース。ここにはドライブインもある。 [撮影:2002年10月] 旧道はほぼ全線が1車線だが、それほど狭くはない。 市街地を縦貫しており、阿仁合駅周辺は商店街を形成している。 阿仁町で最も活気のある一画だ。 旧道としての情緒は余り感じられないが、活気のある旧道というのも珍しく、嬉しく思う。 [撮影:2002年9月] |
荒瀬バイパスは、南に阿仁合バイパスと接続し荒瀬の集落を迂回、北端で萱草バイパスとさらに接続する。 延長は約2000m。 直線的な道が田んぼの中を貫く、典型的な農村部のバイパスである。 写真は、阿仁合バイパスと接続する交差点。 正面の大きな橋は、荒瀬橋。 [撮影:2002年9月] 一車線の旧道は、バイパスが田んぼを一直線に突き進むのに対し、山すそに沿って連なる民家の脇をうねうねと続いている。 生活道路として、まだまだ現役である。 写真は、阿仁町内の旧道で最長の橋と思われる「荒瀬橋」である。 昭和31年の竣工であるが、意外にしっかりしている。 [撮影:2002年9月] |
この変わった名前のバイパスは、2002年の4月に開通したばかりである。 根子集落との分岐点から分岐し、笑内(おかしない)と鳥坂(とっちゃか)の集落を迂回し、岩ノ目沢付近で合流する約2200mのバイパスだ。 この地域の他のバイパスがいずれも、平成に入る以前に既に開通している事に比較して、大変遅い完成であったが、これはもはや、将来の地域高規格道路「大曲鷹巣道路」での使用を見越しての次世代の改良なのかもしれない。 現に、この区間の旧道部分は既に一時改良を終えていた。 そういうことを考えつつ走ったが、とにかく立派な道である。 十分すぎるほどの幅を持つ歩道付きの2車線であり、直線的だ。 集落や旧道を左側に見下ろして進む快適なバイパスである。 [撮影:2002年10月] この区間の旧道の写真はないのだが、バイパスから見えた旧道の鳥坂橋である。 赤いのが旧道で、奥の緑の橋が秋田内陸線のものだ。 このあたりは非常に国道と内陸線が接近しており、ときおり、道路をはみ出した事故車が線路上に乗り上げダイアに影響を及ぼすほどだ。 この旧道の橋のすぐ脇には、この写真では確認できないが、さらに以前の橋の痕跡が残っている。 それは両岸に立つ、つり橋用と思われるコンクリートの塔である。 [撮影:2002年10月] |