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道路レポート 林道山田入線 第1回

所在地 長野県高山村
探索日 2024.11.05
公開日 2026.07.21


今回紹介するのは長野県の北東部、信州高山温泉郷で有名な高山村から、群馬県境に聳える万座峠へ上り詰める、歴史のある林道だ。
その名を山田入林道、もしくは林道山田入線という。

今回の探索に複雑なテーマは何もない。とてもシンプル。ヨッキれん伝統の山チャリをするだけ。すなわち、MTBによる林道走破を行うだけの内容だ。完全走破か、途中敗退か。

そもそもの探索のきっかけだが、私がこの道を知ったのは、いつだったっけ…。
正確なことを思い出せないが、ようするにそのくらいは古い馴れ初めがあった。
たぶんだが、私が過去に情報をやり取りした、あるいは共に探索をした誰かが、オフロードバイクでこの道を走ったことがあるという話をしていたのだ。随分昔に。
で、それをきっかけに地図を見たら、「ああ、ここに道があるんだな」と初めて意識して、そして、そのからまたしばらく経ってから……

見たんだった。


平成24(2012)年11月4日に探索した南志賀パノラマルートの路上から……(↓)



谷向こうの万座峠稜線へと駆け上がる、豪快な九十九折りの姿を!

漠然と、格好いいなぁ、今は通れるのかなぁ、 ……そんな風に思ったのを覚えている。


このときの展望の位置関係は、こうなっていた。(↑)

海抜1900mの南志賀パノラマルートから、標高差600mの松川渓谷越しに、海抜1800mを少し超える万座峠を見ていた。

展望地から万座峠までの距離は空中直線で約3.3km、ほぼ真南の方角であった。

近いようだが、実際に訪れようとすると、道に縛られるから遠い。しかもその道……山田入林道……が、相当にワルいらしい。

ワルい道大好き。


ちょいワルな道のガイドブックと言えば、あのマップルの昭文社が発行している『ツーリングマップル』シリーズがある。

少し古い平成9(1997)年版『ツーリングマップル中部』には、この山田入林道に編集部のこんなコメントがついていた。

「巨大な岩壁にとりつくヘアピン路 豪快 約8km」


……豪快って、そそる感想よなぁ……

しかし、マップル編集部オススメの走って楽しい道も昔の話のようで、最近の版(チェンジ後の画像)だともう「スンッ…」て感じでスルーされてる。
少なくとも、ライダーが楽しめる道という扱いはされなくなっている。
道自体は一応描かれているんだが、峠側で塞がれているようでもある。
やはりこうした表記の変化を見ても、平成の初期頃までは豪快なライディングが楽しめる道だったのだろう。私が聞いた話とも合致する。


これは、最新の地理院地図に見る 「巨大な岩壁にとりつくヘアピン路 豪快 約8km」の姿である。

信州高山温泉郷の最奥の湯である海抜1230mの七味温泉から松川渓谷をひた登り、最後に谷が尽きると、まるでトサカに来たような九十九折りで海抜1820mの万座峠へ突き上げている。なんとも体育会系な感じのする道である。
8kmで600mの高度差を克服するという“数字”を見ても、全体的に急勾配の道であるという想像は容易い。


こんな具合に、私にとっては“そそる”ところが多い道で、しかも10年以上も前から何度も意識を向ける機会があったのだが、

令和6(2024)年11月5日にようやく挑戦してきた。

わざわざこんな日を選ばなくても良いのにって私自身が一番思ったくらい、ガスが濃い日だったが……。

私のシンプルな挑戦の顛末を一緒に見届けてくれ!






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