こんにちは。森林鉄道や軌道では、つづら折れはたくさん目にしますが、ループ線はあまり見ない気がします。googleで検索してみると、ヒットするのは台湾の阿里山や木曽のオメガループばかりで、あとはどこそこの山奥にあったらしいとか、個人の庭園鉄道の話ばかりみたいです。国内の森林鉄道や軌道で360度回るループ線っていうのは一般的ではないんでしょうか。もし、ループのあった路線をご存知でしたら、どこでもいいので挙げてくださいませんか?
データ的な裏付けのない素人の考察ですが、一般の道路・鉄道でも、ループは九十九折れよりマイナーなのでは。何故なら最低でも1ヵ所は隧道か橋梁が必要だからです。ましてや少しでも経費を抑えたい森林鉄道で、経費の掛かるループという選択は、まず採らないと考えます。
ループ線は勾配緩和が目的なことが多いので、自ずと交差部が立体交差になる。橋を架けるか、トンネルになる・・・・建設にお金がかかる。よって、林鉄なんかはオメガループになるのでしょうね。さて、国内の鉄道では現役でありますよ。東京のゆりかもめ東京臨海新交通臨海線です。レインボーブリッジの新橋側がまさしくループ線になってます。
林鉄は簡易規格の片勾配で済むため急勾配での路線建設が容易。谷筋を遡る線形が多く大規模な土木工事が必要なループ線は極力避けられ、高低差の大きい地形はスイッチバックやインクラインを採用してしまう。故に採用例が少ないのではないでしょうか。現役の路線を見ても立山砂防工事専用軌道は多段スイッチバック、大井川鐵道井川線はラック式鉄道での直登といずれも工期・工費のかかるループを避ける線形を取っています。
森林鉄道の本線(?)では一般的ではないのかもしれませんが、伐採時などに作られる仮設の作業軌道などではいくつか写真で見たことがあります。(拾いの画像です。問題があれば削除します。)
拾い画像です。(問題があれば削除します。)森林鉄道の本線(?)では一般的じゃないかもしれませんね。ですが、伐採時に仮設で敷かれる作業軌道であれば今までに何回か写真で見たことがあります。
確かに、あえてループを採用する理由が見つかりませんね。レスくださった皆さん、ありがとうございました。