道路レポート 和歌山県道213号 白浜久木線 http://yamaiga.com/road/wpr213/main.html
このレポ内の[出合集落の分岐]で別れる郷地谷の道が気になったのでちょっと行ってきました。 別な用事のついでに寄っただけなので軽く一瞥した程度ですけれど。
この道の奥で南北の尾根を越えて北は県道36号へ、 南はレポでも触れられたドン谷へと向かう道は現存するのかなと。 北への道はまだ新しいピンクテープが有って近年も人が入っているようでしたが、 ドン谷への道はちょっとわからない・・・
郷地谷の道自体は出合から地理院地図中で川が二手に分かれる所の少し先までは 「昔はここに軌道があったんだよ」と言われれば信じられるほど勾配が緩やかですが、 その先は車道林道としては比較的緩やかかなという傾斜になり、路面状況も急激に荒れて行きます。 最奥の稜線が立ち上がる直前まで車道化されてはいたようですが、 床盤が朽ちて穴の開いた土橋が二連続で現れた所で心が折れたので引き返しました。
帰りに、分れたもう一方の川の方も覗いてみたところ、 まるで林鉄の跡のような雰囲気の道が有ったので入ってみると 川の蛇行の中心に伸びた岩尾根の先端に石垣を積んだミニ万里の長城的な遺構がありまして、 幅や作りの堅牢さは杣道としては労力を掛け過ぎてる感じですが、 勾配がえらくキツイので軌道ではありえないですし、 カーブしているのでインクラインでもないだろうし、 何なんでしょうねこれ。 とりあえず写真を貼ってみます。 位置はこのへんです。→ 33.668749,135.452397
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