変なもの発見! 211〜最新作


 このコーナーでは、山チャリの旅先で見つけた、なんか変なもの不思議なモノを、紹介します。




 No.245おじいちゃん…… 逆だよ、逆。撮影日 2017.1.29
 宮城県名取市


よくある(?)振り込め詐偽への注意を促す電柱看板だけど、

書かれているイラストを よ〜〜〜く 見ると……


「おじいちゃん、受話器が反対だよ…。」

これでは話しが通じるはずもなく、振り込め詐偽犯人もお手上げである。最強の対策といえるだろう。

(このイラストの意味は全く別であり、実は“困り顔のおじいちゃん”が犯人で、悪人ずらのイラストは、このおじいちゃんの内心を吹き出しで表現しているという可能性も…? 振り込め詐偽犯は若者だという先入観を戒めているのである。)



 No.244道路橋の重量制限における最大記録?!撮影日 2012.1.3
 青森県六ヶ所村


青森県六ヶ所村にある、(←)写真の道路橋の袂に、

凄い道路標識(→)が立っている。

この写真では、遠くてなんて書いてあるのかよく分からないと思う。

そもそもこの道路橋は、日本原燃株式会社の専用道路であるため、一般者が立ち入る事が出来ないどころか、道の周囲も高速道路並みの厳重ガードであり、路傍に立つ事も出来ない。

そこで、カメラの望遠機能を使って標識の内容を確かめたのが、次の写真である。


“(重量制限)182t”

“最大軸重30.3t”

この驚くべき数字が、六ヶ所村の村道を跨いでいる専用道路橋の「重量制限」である。
私が知る限り、「重量制限」の規制標識に示された最大の数字だ。そもそも3桁の表示を見たのが初だ。規制標識の数字欄が3桁になるのは「最高速度」だけだと思っていたが、甘かったようだ。

もちろん、普段の道でこんな大きな数字を目にしないのには、根本的な理由がある。普段の道、つまり公道においては「車両制限令」という国が定めたルールがあり、公道を通行できる車両の大きさや重さの上限が決められている。総重量25t、軸重10t、これが上限である。ゆえに公道ではこんなジャンボジェット(機体重量150tほど)が通れるような最大重量をわざわざ明示的に規制することはありえない。

ここが日本原燃の私道であるからこそ、「車両制限令」を超越した規制が表示されている。おそらく原子力発電所の燃料などの特殊な荷物を特殊な車両で運搬することを想定しているのだろうが、この標識を見て「あっ、ちょっと積み過ぎた。バックバック!」なんてことはそもそも起こらないと思われ、これを明示する理由があるのかよく分からない、不思議な標識といえる。



 No.243とりあえず、ハンドルを握るときは全方位に注意ね。撮影日 2014.12.28
 千葉県市原市


千葉県市原市内の長閑な県道沿いで見かけた、オリジナルデザインの警戒標識。

“追突注意”

と、補助標識にはそう書かれているが、肝心のメインの標識板のデザインは、

どう見ても、追突ではない。

いわゆる、側方衝突というやつだ。乗員の生存率が一番低いといわれる、アカンやつ。

横からいきなり飛び出してきたクルマに突っ込まれて、後続車に追突されるなどという、往年の名作マイナー洋ゲー「デストラクション・ダービー」さながらの交通無法地帯だったりするのだろうか、この界隈は…。





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<↓↓↓まだまだネタは続きます↓↓↓>


 No.242ジムニー、そして…撮影日 2008.7.1
 岐阜県高山市




ジムニー




そ し て…




エスクード  



だから?

※おそらく、社員のエスクードやジムニーをここに止めろってことなんだろうが…。



 No.241やっちゃった人。撮影日 2009.3.19
 千葉県鴨川市


ありゃ〜、やっちゃったね〜。

飛び出しちゃったんだ?

駄目だよボク、飛び出したら大怪我しちゃうよ。


…って、

よく見れば描かれている負傷者は、大人である。

大人のアイテム、ネクタイを着てーる。

しかし大人になっても飛び出す癖が抜けないとは…、情けなくて二の句が継げぬ。




 No.240女児撮影日 2003.4.17
 秋田県仙北市


全国には膨大に存在するであろう、この手の「とびだしきけん」交通標語だが、

女児が描かれている場合は、個人的研究の結果、


――かなりの確率で下着が露出している。


このように公然と下着を露出したイラストが、

明らかに18歳未満の青少年をモチーフとしている以上、

『児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律』

に抵触する恐れはないのだろうかと心配している。


←そりゃ軽トラだって、飛び出してきた女児がパン●ラしていたら驚くさ。




 No.239“死の道路”!!撮影日 2012.4.24
 岩手県遠野市


飲んで
 運転すれば
  の道路

久々に私が大好きなインパクト&脅迫系の交通標語である。

「酒」と「死」が強調されているせいで、直接的に「酒=死」の印象になっているのが面白い。
そしてこの手の標語を作れるのは、いつだって子供達である。
なぜなら、彼らは酒の甘美たるを知らず、逆に酒を飲んで騒ぎ、或いは髭を擦りつけ、或いは理不尽に絡み、或いはゲロを吹きまわり、或いは部屋を独特の匂いで満たす、あのウザイヨッパライと化した大人達を知っている。
子供達にとって、酒が悪だという印象は絶対的なものであるからこそ、ひとたび「飲酒運転」という社会の悪を糾弾する機会を得れば、容易く「酒飲んでれば死んでも仕方ない」くらい徹底的になれるのである。

もっとも、最近は酒飲み運転が発覚すれば社会的に抹殺される恐れが大きいので、「死の道路」もあながち言いすぎではないかも知れない。




一見、
何の変哲も無い、
どこにでもある“おにぎり”である。


強いて言えば、まるで廃道のもののように汚れているのが、少し気になるくらいである。


だが、この“おにぎり”に初めて出会った誰しもが度肝を抜かれるだろう。


なぜなら… ↓ ↓ ↓




ありえないほどに、
背が高い!

なぜこんな事になったのか。

標識は狭い歩道に張り出すように設置されているので、通常の高さでは歩行者と接触する危険があるためだろうか。

しかし、それにしても極端である。
測ったわけではないが、下の標識までの高さでさえ3mは優に超えているから、ギネスブックに載るような巨人でもなければ、手を伸ばしても届きようがない。
“おにぎり”のてっぺんの高さは、隣家の2階窓にも匹敵する。
そしてこの長さを支えるべく、支柱は普通のより一回り以上太く、これは完全に特注品と思われた。

…これでは気軽に掃除することも出来ないだろう。汚れていたわけである。

三河の国のおにぎりは高かった!(物理的にな)




 No.237三遠南信ごみ捨て竹のこ盗賊改方撮影日 2013.3.15
 愛知県東栄町


先日、初めて行った愛知県の山間部で見つけたこの看板。

大意を示せば「駐車お断り」というわけなのだが、もの凄い文字数で書かれていた。

文字が消えかけていることもあって、思わず5分以上もこの前に立ち止まって解読してしまった。

時代劇大好きのお爺さんの力作と思しき抱腹絶倒なる長文看板の全文を、以下に掲載する。

↓ ↓ ↓



お願い申し上げ候
 寄近組生活出入口道路に付き、駐車をされますと緊急車両や
 救急車消防車等、災害支援活動の妨げと成りますので、駐車を御遠慮
 して頂く事お願い申し上げ候う。
    三遠南信ごみ捨て竹のこ盗賊改方
         組頭 長谷川平蔵

  お知らせ
 この場所で立小便を施し者は、寄近不動の神より天罰が下ります。浮浪、
 不整脈、認知症に成る恐れあり。

     警告
 ごみ不燃物を捨てた者には強制回収を命じ、村じゅう引き回しの上、
寄近二里四方立入禁止
 又は処払いとする。
お家お持帰りを
       心より願う
                北町奉行

ツッコミどころが多すぎて、一々つっこむ気にはならないので、後は皆様にお任せしたい。

パト●ッシュ、僕はもう疲れたよ…。




 No.236泣いているのは誰?撮影日 2003.9.3
 秋田県潟上市


横断歩道
 使ってくれよと
  泣いているよ



立て看板、
 立ててくれよと
  泣いているよ



おまけ→→

“ササブチビューティサロン” 

太字の部分にまず目が行く。インパクトがスゴイ。




 No.235あなた、違反してませんか?撮影日 2013.7.3
 岩手県奥州市胆沢町


あなた、
 違反してませんか?



【道路交通法】 (昭和三十五年六月二十五日法律第百五号)
 第17条 第4項
  車両は、道路(歩道等と車道の区別のある道路においては、車道。以下第九節の二までにおいて同じ。)の中央(軌道が道路の側端に寄つて設けられている場合においては当該道路の軌道敷を除いた部分の中央とし、道路標識等による中央線が設けられているときはその中央線の設けられた道路の部分を中央とする。以下同じ。)から左の部分(以下「左側部分」という。)を通行しなければならない。


← あなた、
   違反してませんか?




 No.234(SP)ある日の交通取り締まり(ねずみ取り)シーン撮影日 2013.5.3
 長野県伊那市


つい先日、国道152号の伊那市高遠付近を走行していると、交通取り締まり(ねずみ取り)の場面に遭遇した。
基本的に辺鄙な場所へ赴くことが多い探索の最中に見るのは珍しく、と同時に、こんなものを写真に収めても仕方がないと思いもしたが、一応は記録しておくことに。

現場は国道152号の比較的最近開通したバイパス上で、長い直線の下り坂。
確かにドライバーはスピードを出したくなる場所なのだが、凄く見通しがよいので二人の警官が悪目立ちしてしまっている感じがする。




椅子に腰掛けスピード測定器の数値を見守る手前の警官氏と、違反車両に停止を命令する“悪夢の旗”を所持した奥の警官氏。
無線で繋がった二人のチームプレーは、私を含めた全国のドライバーを恐怖のどん底に叩き落とさずにはおかない(と同時に、交通事故の撲滅に一役買ってもいる)、もはや日本の道路の添景として欠かせぬ光景である。
今日はまだ“いけにえ”が出ていないようだが、見通しの良さに油断したドライバーが遠からず血祭りになるのかと思うと…… えぐいぜ。






…………前言撤回します。


“えぐい”ではなく、グロい。

お巡りさんが、グロいです。

(「クロい」よりはマシ)



その“棒”の持ち方も、はっきり言って

セクシャル的にヤバイ。

口元のマイクや胸に付けた無線機など、かなりディテール(小道具)に拘りを感じさせる出来映えだが、
帽子は警察官のものを使ったらマズイと思ったのか、単純に入手出来なかったのか…

なんか“釣り人”が好きそうな柄でした。


そして、さらなる最高の衝撃が…!!

↓↓↓





前言撤回します。


“衝撃”ではなく、“笑撃”でした。


交通安全の為に警官人形を設置する事は、地域の安全を願う善意の発露に他ならず、
当然それは、治安維持を司る警察とも目的を一つにする事であるにもかかわらず、

設置者の警官に対する― (自主規制) ―が滲み出ているような…。



眼前を行き交うドライバーは、みなタネを知り尽くしているのか、

法定速度以内で走る車は、まず見あたらなかった……。

行き交う違反車を黙って見守るお背中が、寂しげにシュール過ぎる。





しかし、

伊那市の警官人形の奇抜さは、こんなもんでは済まされなかった……。

続けてもう一発、国道361号の沿道よりお届けしよう…!

(グロ注意)

↓↓↓



お気づきになられただろうか?



……もういるよ。



い る よ。




くねくねが……。



怪奇!警官 現る!




さすがにこのふざけたポーズは、警官人形を使って不謹慎ではないかと思ったのも束の間、
靴を突き破って鉄棒が重しの台に突き立てられている別の意味でのグロさもさておき、
そのプラスチック製の台が、ひどく割れている事に注目して頂きたい。

これは、何かあったな。


………。

…ふざけたポーズなどではなく…

NO.80(←閲覧注意)で世界を寒からしめた、交通事故の被害人形っぽい……。



健気だ…

ひたすらに健気……。

それなのに、道行くドライバーは失笑。

或いはガン無視を決め込んでいる。

例によって警官人形の速度抑止効果は本来微小であり、
挙げ句の果てにこの“生身ではありえない”ポーズが、
警官人形の唯一の武器である“擬態”を限りなく不成功に帰せしめているのだから、…憐れすぎる。
伊那市はいい加減直すか、役目を解いてやったらどうだろう…。





………

……

………

……………プッ


シッ、失礼つかまつった。
しかし、やっぱりこのポーズはウケ狙いかと思ってしまう…スマヌ。

さいごに苦労人(形)のありがたいご尊顔を拝見して…

↓↓↓







アンタか。

前言撤回! やはり単にふざけたポーズでしょう。
ふざけて踊りすぎたから、土台が割れたのだろう…。

人形は顔が命だと思い知った。




 No.233ステレオタイプなワルたち撮影日 2011.3.2
 静岡県浜松市


一個下のno.232がかっちりした優等生の標語であるのに対し、こちらはもうこれ以上無くステレオタイプなイメージで描かれた不良の少年と少女が登場している。

この標語が珍しいのは、下の記名やイラスト内の「シンナー」や「万引き」以外、一切文字が使われていないことだ。
しかも町中ではなく、秋葉ダムの堤上路と言う子供の遊び場でも無さそうなところに設置されているのも不思議である。

それにしても、いったいどこの不良少年(つっぱり)が、「シンナー」と書かれたシンナー袋を持ち歩くのか。
そして、わざわざショッピングバッグの他に「万引き」とペイントされた紙袋を持参する不良少女(スケバン)がどこにいるのか。
もっと言えば、本当に「万引き」袋の中身は万引きされたものなのかどうか。ファッションである可能性は無いのか。
えらく“ポパイ”じみた警官には、そこんところをしっかり見定めていただきたいものである。





 No.232純朴少年に迫る甘い罠撮影日 2009.6.27
 福島県金山町


あまい声、しまったと
    思ったら 一一〇番

看板の上に書かれた、いかにも半ズボンを着用していそうな純朴中学生男子像がすばらしい。

こんな真面目でいたいけな少年が「しまった」と自責の念に駆られるような「あまい声」とは、この場所が会津の山奥である事も踏まえれば、酒やタバコといった単純な非行ではなさそうだ。
やはり魔物は、都会女性の成熟した色香に求めるべきでは無かろうか。

しかし、これが文字通りの「あまい声」による声かけ事案だったとしたら、呼ばれた警察官も困るだろう。
「この人が、僕にあまい声を聞かせるんです」と男子学生が訴えても、たぶん警察はスルーする。

ちなみに私が好きな「あまい声」というのは、「にゃ〜ん」。





 No.231すっぱい…あいさつ撮影日 2012.1.4
 青森県大間町


あいさつは
 レモンのように さわやかに

本州最北の大地に展開される、鮮烈なイメージ戦略。
確かにレモンは爽やかさの象徴的なアイテムだと思うが、それは同時に「すっぱさ」の象徴でもある。
酸っぱい挨拶… 甘酸っぱいんじゃなくて、ガチで酸っぱい挨拶…。

つうか、そもそも爽やかな挨拶ってどんなのだろう?
歯切れの良い、かといって唾を周りに飛び散らせながらでもない挨拶というのは、結構口で言うほど簡単ではない。
もちろん、表情も伴わねばそれは爽やかではなく、義務感に満ちた堅苦しい挨拶になってしまう。 「はい!ど〜も!」

いつか見た「ラムネ色のおはよう」にも通じる、なかなか高尚な標語である。





 No.230順序が逆!撮影日 2012.8.16
 秋田県秋田市


事故だぁ〜〜

 カ〜ブだっ!!

久々に見つけた瞬間考える前に吹き出した、初見でのインパクトが強い安全標語に出会った。
2012年にもなってこの手の良作に出会えるとは、珍安全標語ハンター冥利に尽きるというものだ。

インパクト重視なんで内容は二の次だが、どう考えても逆なんである。
「カーブだぁ〜 事故だっ!!」 だったら、ここまでおかしくなかっただろう(笑)。
まあ「〜」が既に反則くさいけど。「〜」を長音記号として使っている標語は大抵どっかおかしい。





 No.229落橋が定番の吊り橋で不敵なプレー…撮影日 2013.3.16
 愛知県新城市


これ、あかん橋でしょ?

子供向けアニメで必ず落ちる橋だよ。
正義側のキャラが渡っている最中にさ。

しかし、おそらく純真無垢な作者はまだ、つり橋に対する恐怖心というものがないのか、オブローダーだったら絶対御免被るような位置を、平気で踏み込んでいる。

子供の作品だ。
橋のディテールをとやかく言うつもりはない。
しかし、「吊り橋の“端”だけは、渡るべからず」だよ。
お嬢ちゃん。





 No.228真夏の里に現れた黒いたくさんの…撮影日 2012.6.25
 新潟県津南町


えっと、ここは新潟県の西南部に位置する津南町。
足滝という集落だ。

途中に不通区間がある主要地方道を辿っていて、ここへ来た。
とはいえ、この集落の前後は少し狭いけれど普通の県道で、まあ長閑な旅の途中だった

んだけど…


この集落で ヤバい のを見た。

35年生きてきて初めて。




白昼夢かと、
思った。


真剣に、

目を凝らしても、

何だか、分からなかった。

分かったのは、それが人を模したものであるということ。

黒いこと。板であること。

形がひとつひとつ違っているということだった。



いたって普通の風景なんだよな。


あの一角以外は。


しかし、溶け込んでいない。

全然溶け込めてない。

気温30度の白昼にあって、起ちあがった影の一群が佇む風景は、

異様

としか言いようがなかった。



人影の一群が佇んでいる場所は、神社の参道の脇であった。

そしてこの参道の途中では、一人のオヤジがクワを手にノロノロと畑を耕していた。


…見られてるよな。
間違いなく、十以上の視線を一人で浴びている。

気持ち悪くないのかな……。 失礼だけど、さ。
もう慣れてるのか?

それとも、そもそも気持ち悪がるようなものではない…?

この集落には、人影を飾りつける私の知らない風習があるのか?



遠目に見たよりも、遙かにその数…人数…は多かった。

一、二、三、四………十三、十四人?

…数える度に人数が、変わるんだが…。



参道の奥にある神社にやってきた。

ここまで、完全に無言である。

私も、オヤジも、   人影達も。

私はどういうわけか、
俯いたまま畑に向かっているオヤジの背中に、声をかけることが出来なかった。

人影の正体を聞くことが、恐ろしい気がした。
もしかしたら、部外者が触れてはいけないものなのかもしれないと思った。

しかし、恐れていた(故に来た)神社の境内に“それ”がいないことを知って、ホッとしていた。





やっぱり甘かった。

神社のまわりの森の中にも、

いた。



しかも、最初は重なり合っていて気付かなかったが、

それは親子のように見える三人だった。

三人は、三人だけは、

他の一群から離れていた。

そして向こうの大勢を、木の影から見ていた。







いや、

違う。





   私を見てる。




 No.227確かに間違ってはいないが…撮影日 2011.3.4
 静岡県掛川市


ポイ捨ていかんよ

は、ちょっとおかしいけど、置いておいて…

他人の子も
我が子も同じ地球の子

そりゃあまあ、地球の子じゃない子が身の回りにいたら驚きだけど、ぶっちゃけこれを目にした親世代の人々が、「地球視点」で子供を慈しめるかどうかにかかっている標語である。無駄に壮大だ。




 No.226おやじ養鯉場撮影日 2011.5.15
 新潟県小千谷市


おやじ養鯉場

このハウスの中で、おやじがせっせと愛をこめて養鯉に勤しんでいる光景が思い浮かびますが、敢えてこれをここに挙げたのは他でもない。

この場所は新潟県小千谷市。
読みは、「おぢや」である。

そしてここにあるのは、「おやじ」養鯉場。
どうせなら、「おやぢ」にして欲しかったような気もします。

…すみません。




 No.225脱力系撮影日 2011.5.17
 新潟県長岡市


どんどん買い取り
バッテリー
クーーー
トラクター

普通に笑っちゃいました。
「クーーー」って、これですか?
文字の一部が落ちただけで、このおかしさは素敵です。
敢えて直して無さそうなところも、もっと素敵です。




 No.224キレだした看板(2)撮影日 2006.10.29
 岩手県紫波町


無断駐車の車はタイヤの

空気をぬきます。

こちらも怒り心頭に来ています。

この手の警告は、「無断駐車は3万円頂戴します」みたいな現金なものが多いのですが、こちらは少し陰険ながら、より肉体的で直接的です。
タイヤの空気を抜かれると、帰ってきたドライバーはすぐに車を移動することが出来ないばかりか、その間に散々店主にごしゃがれる(怒られる)という2段構えでダメージが入ります。
これもかなり効果的な抑止力を発揮しそうですね。




 No.223キレだした看板撮影日 2005.3.2
 山形県庄内町


いい加減にして

路上駐車は大きな迷惑

いきなりブチぎれです。

繰り返される悪行に、我慢出来なかったのでしょう。
はっきり言って、かなり効果がありそうなこの表現ですが、あまり見られないです。
この看板を無視して路駐する車が居たら、それはもうNo,224のようにされても文句言えないレベルですね。
しかも、除雪の不便を考えれば、路上駐車は本当に大きな迷惑です。




 No.222憎たらしい貌(かお)撮影日 2010.8.23
 群馬県片品村



いろいろ突っ込みたくなる、左のホーロー看板。

「パーマ・ジョー」という店の名前と、エキゾチックな女性のデザインに時代を感じる。
一昔前まで、美容室の看板といえばこういう女性がつきものだった。
どんなおばちゃんだらけの店でも、そうだった。

そして、「パパ黒くナローヨ」とも書かれているが、画像の男性は既に立派なおひげを蓄えており、仮に毛髪は“かつら”だとしても、黒いか白いかと言われれば、黒い感じがする。
肌も浅黒そうだし、性格もしつこそうだ。

つか、「00」を「パパ」と読ませる根拠が知りたい。
半面、「黒くナローヨ」はなかなかの傑作だと思うが。




…というのはフェイクで

メインのネタは右の看板だった…。




濃い顔!

濃い面!!

濃いぃぃ顔面!!

男児には、明らかにヨコハマタイヤくんの血が流れていそうだ。
女児は、…うううん  喉元まで出かかっているのに、どうしても思い出せない。
思い出すべきでないものなのかも知れないので、これには触れない事にする。

しかし、ともかく濃い顔の男児と女児であり、さすがに女児の全身を見せるのははばかられたのか、出来の悪い心霊写真のように消えている。
うっすらスカートが見える人は、もう女児に取り憑かれているので注意した方が良い。毛髪に花を生けるのも危険行為だ。
油断すると、2人が手にしている細長いチクワが、今宵アナタの枕元に並んでいるかも知れない。





 No.221MA!GE!撮影日 2010.8.23
 群馬県片品村



旧宿場町の軒下にあった、

一見何の変哲もない(←この表現、いい加減ワンパターン?)

「208.学校、幼稚園、保育園等あり」

の標識である。


だが……。





なぜかマゲ!


本来のデザインは、これ→

なのにこの(←)標識の登場人物は、何もかもおかしい。
配色以外で共通していると思えるのは、2人の人物(男児と女児)の配置と、それぞれのポーズくらいである。
(そのポーズにしても、なぜか2人とも爪先歩きをしているなど、違和感が少なくないが)
圧倒的に大きな違和感を放っているポイントは、男児の“マゲ”と、女児の“よく時代劇に出てくる子供の髪型(仮名)”であり、ホントどうしてこうなったのかが分からない。
旧宿場町と言う事で意図的にユーモアを交えたにしては、無様すぎるような…。

ついでに言えば、男児の背中にある突起はなんだ? 帯? 
まさか、本来のデザインではランドセルである部分なのか? 謎が深すぎる。





 No.220左側をとうりたい?撮影日 2010.11.6
 岩手県北上市



“右側は
 いつも良い子が
      とうるみち”


歩行者の右側通行を訴える看板である。

いいたいことはよく分かるが、児童相手なら日本語は正しく使って欲しい。
「とうるみち」というのは何だ? 「とおるみち」だろ? 脱力系か?

と思いきや、私のATOKはなぜか「とうる」と打って変換すると、ちゃんと「通」(送り仮名なし)になった。
「とうるみち」は間違いじゃないのか? 謎だ。





 No.219なんか名文句くさい?!撮影日 2011.3.4
 静岡県浜松市



“おはようで
  つなぐ心はラムネ色”



……なんかイイ!

朝の空気にぴったりな、さわやかな感じが出ているよね。

この作者、相当の文才があると見た!!


  ん? オチはないよ。別に。





 No.218遂に発見! 『●●が飛び出すおそれあり』撮影日 2012.5.8
 秋田県藤里町



←この標識には、きっとあなたも見覚えがあるだろう。

これは警戒標識のひとつで、
【動物が飛び出すおそれあり】 というものだ。

教習所で習う標識一覧にある図案は、左の通り「シカ」が描かれているのだが、実際の路上にはこれに留まらず、さまざまな動物たちの標識がある。
その多彩さたるや、形式張った印象が強い道路標識の中では随一であり、定番の「シカ」「タヌキ」「クマ」に加えて、「サル」や「カモシカ」、さらには「ハクチョウ」、そして動物か?と思わずツッコミたくなる「カニ」に至るまで、この標識だけで某“太郎”のお供が揃う勢いなのである。

 →【参考サイト:どうぶつ警戒標識(全国編)】




そして今回、

私は見つけてしまった。



ありそうで、

なぜか見る事がなかった、

「アノ動物」が描かれた標識を…!




ごろうじろう!!

↓↓↓


にゃあああああああんんん!!!



もっとも身体が大きく見えるという威嚇ポーズで、「我輩はネコである」を全力全力全力アピール!!!

地味に補助標識(なぜ赤い?)の取り付け方も、イレギュラーである。
この上向きの矢印は、そのまま「ネコに注意」という事なのだろうか。



裏側ももちろん、

にゃあああああああんんん!!!

ちなみに、周辺を念入りに探してみたが、肝心のヌコスケの姿は見られなかった。
また、この標識もここに一式あるだけであった。
であるならば、「なぜこの場所に標識があるのか」という疑問が残る。



この標識が取り付けられている所は、幹線道路に対してご覧のようなスロープ状の路地が合流しており、石垣があるせいで、ネコくらいの背の高さだと、ドライバーから見えにくい。

この路地は、ネコにとってはかなり危険なのかも知れない。


…って、本当にそんな理由なのか?

冒頭で述べたとおり、いろいろな動物がこの標識のモチーフになっているが、実際に輪禍をもっとも被っている動物はネコであろう。
ネコが多いことを自治体が把握している場所には、この標識がもっと整備されても良いように思う。
従来のモチーフ(特に変わっているもの)は、その地域の「天然記念物」である場合が多いわけだが、珍しくも何ともないネコにも愛の手を、ネコの手には柔らかな肉球を。




 No.217伝説から現実へ撮影日 2012.3.7
 秋田県北秋田市


見つけてしまった!

よく冗談のネタとしては語られるが、なかなかナマの現物を見る事の少ない、パチンコ店看板の“パ”抜け

現物を見てもやっぱり冗談のようだが、毎日この看板を見ながら通勤通学している人たちもいるわけで、街の風景として既に定着しているのだろう。

それにしても、古風な店構えである。
既にクローズしてから相当の時間が経過しているように思うが、オレンジやダークブルーのストライプが入った門構えを水色一色に塗り替えた時点では、まだ「ジャンジャンバリバリ」していたのだと思うと、少し感慨深い。
タマも出ていたことだろう。

(なお、その後の調査により店名が判明。「パチンコモナミ」だったようです。「モ」ではなく「ナ」が落ちていてもまた卑猥でしたね)



ところで、実は私がこのような“パ”抜け看板を見るのは2度目である。

中学生の頃だから20年以上も昔だが、私が当時住んでいた秋田県天王町の男鹿街道に面して、クローズしたパチンコ店「パチンココクサイ」があった。
そしてその看板は、一文字目の「パ」が落ち、さらには5文字目の「コ」も落ちていた。 すなわち、

チンコクサイ

最後に、全国のいま現在閉店を考えているパチンコ店の経営者さんに、私から提案がある。
クローズして後にも末永く街に笑顔を提供する意志があるならば、看板の「パ」の字のネジだけ適度に緩めておくとよいだろう。



 No.216地の底から甦る 奴の名は マルフク撮影日 2012.1.1
 秋田県秋田市


マルフクは死にました。 2009年…。

しかし、この街には今もマルフクが埋まっています。

「すっとんとん」の下にも、「サマサマ」の下にも、「セントラルスポーツクラブ土崎」の下にも、「キリスト教会」の下にも、「土崎幼稚園」の下にも、「JR土崎駅」の下にも…。

恐るべき、マルフクの呪縛です。

流行のステマ(ステルスマーケティング)ってレベルじゃないです。

かつてマフルクと書いてしまい、読者の多くに失笑を持って迎えられた私ですが、もう間違えません。
なぜなら、マルフクは、私の下にも埋まっているのですから…。





 No.215旬のメニューを そのまま お出しします撮影日 2012.1.3
 青森県六ヶ所村


青森県上北郡六ヶ所村平沼の国道端で見かけたドライブイン。

一見して営業していないようだったが、なるほど確かに不評だったと思う。


なぜならば…






この“ほたて丼”は勘弁!


板さんの自信に満ちた表情を見る限り、このお店のイチオシのメニューがこのほたて丼だったのだと思うが、流石にこれは食べにくいだろうよ。
「なめんな」と突っ返すレベルである。


まあとは言っても、ほたて丼をそれと分かるようにイラスト化するのは、確かに難しかっただろうと、擁護する気持ちが無いではないが…。





“うに丼”もそれかよ…。



これはもう、この店主が(上の写真にある)「牛丼」をイラスト化したらどうなっていたか、火を見るよりも明らかだな。

そして、この店のメニューに「親子丼」が無かったことを、私は今すこし残念に思っている。





 No.214日本一 ●●な 青看!撮影日 2012.1.5
 岩手県雫石町


国道46号を盛岡から秋田方面へ走行中に見つけた…というか、ここを通れば嫌でも目に付くのが、ご覧の“青看”(案内標識)である。

内容はさほど変わったものではない(色つきの温泉マークがちょっと珍しいか)のだが、この青看はおそらく日本一といっても差し支えのない要素を持っている。

ちなみに、わざわざ夜の写真であることには、他意はない。
ただ、通りかかったのが夜だっただけなのだが、結果的にそれがこのような展開を可能にさせた。

この標識の「日本一ぶり」を理解するには、どうやっても一緒に写る比較対象物が必要なのである。 これでもう、分かっちゃったかな(笑)。





大きい! 

青看字体の大きさもさることながら、


文字がたぶん日本一大きい!




確か決まりでは、道路標識の拡大率は最大で200%までだったはず(『道路標識設置基準・同解説』による)。

これは完全にその範囲を逸脱しているように思えるのだが、青看に似せて作られた一般の看板ということだろうか。
内容的にも温泉名だけを案内しており、青看というよりは観光用の看板である。
そして実際この少し先には、正常なサイズの青看が、至って普通な内容を表示している。

しかし、外見的に青看そのものなのは事実で、真似にしても良くできている。フォントも完璧。(ローマ字併記を忘れてるが)
なので、“文字が日本一大きい青看”ということで、ここでは納得して頂きたい。  おまけ → 【裏側】





 No.213キモすぎる! 巨大な“アレ”の石像群?!撮影日 2008.5.8
 宮城県大和町


とある閑静な宿場町。

その街道沿いの一角に、この奇怪な公園は存在する。

なにが「奇怪」かって…


どう見ても奇怪なものが、
林立しているのである。


ええ。

公園内の、そこいら中に。 全くなんの脈絡もなく。たくさん。








大人の背丈よりも巨大な石の物体は、たらこにも、抽象化したヒヨコのようにも見える。

だが、私にはもっと遙かにこの物体に似通った姿をしたものの記憶があった。

や、ヤマ… 口にするのも嫌だ!   

嫌だが、この指向性のあるカタチ、ざらついた模様…。

どう見ても、等身大のヤマ●ルじゃないか!



公園内を見回してみたが、この石像群についての説明は、何も設けられていなかった。
“ただ”あるのである。たくさん。





 No.212投げる、打つ、蹴るの三拍子?撮影日 2011.3.4
 静岡県掛川市


投げる (野球のボールを)

打つ (ラケットでテニスボールを)

蹴る (サッカーボールを)


こういったことが出来る場所が、「いこいの広場」だというのである。

何がおかしいのか、上手く表現出来ないのがすごくもどかしい。
でも、なんかシュールだよね? 何がおかしいんだろう??

「投げる、打つ、蹴る」。
もしこのイラストが一切無ければ、格闘技の総合練習場みたいなものと勘違いするかもしれないな。
少なくとも、「いこい」のイメージとは結び付きづらい。

「いこい」って、平仮名表記なのも、“ふれあい”チックでなんか嫌だ。

あと、秘かに「泳ぐ」が消されているのもツボだ。
そりゃ、泳ぐのは水ん中であって、広場でやる事じゃないもんな…(←そういう問題だったのか?)





 No.211レッテル撮影日 2011.5.16
 新潟県長岡市


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とある街角で見かけたいぬ。

一見大人しそうに見えたが、彼のいぬ小屋とその近くの鉄板には、書かれていた。

かみつく犬 近よるな。

犬かみつくので 近よらないで下さい。


これが事実であるならば、我々は飼い主の親切に感謝しなければなるまい。




でも、なんだか寂しそうな表情…。



いや…、これもかみつきのプロが見せる、誘いのワナかも知れない。

身を以て看板の真偽を確かめることは、自重したい。


いずれにせよ、ひとつだけ私が言えることは、“彼”自身に弁明の機会が与えられていない点において、ややフェアさを欠いているきらいがあるから、飼い主さんは定期的に、彼が看板通りのいぬであるかをチェックしてあげて欲しい…。

余計なお世話かも知れないけど…レッテルを貼られるのは辛いのだよ…。







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