二人の有志の協力を得て、みたび森吉森林鉄道の核心部へと迫る。
今回の目的は大きく二つあった。
一つは、崩落及び水没という、最悪の状況に撤退を余儀なくされた4号隧道。(詳細は、邂逅編参照)
これを突破するか、もしくは、迂回して、その先へと進むこと。
二つ目は、忘れもしない屈辱の…5号橋梁の突破である。(詳細は、奥地編参照)
で、そのための準備は、行って来た。
というか、もっぱら、パタ氏にお任せしているのだが…。
いよいよ、その第一目標へと、挑戦開始!
<作者注>
本レポートをご覧頂く前に、「道路レポ 森吉森林鉄道 邂逅編」及び「道路レポ 森吉森林鉄道 奥地編」をご一読いただいたほうが、お楽しみいただけると思います。
4号隧道への道
霧雨のブナ林に入ると、まもなくブル道との分岐点が現れた。
かつては作業道として利用されていたようで、ここから先の道はしばし歩きやすい。
入山から17分足らず、ゆっくり進んできたが、何の問題もなく“上段軌道との近接点”まで来た。
進めば進むほど、左手の山側の岩肌は高さを増してゆく。
一号隧道
私は初めて見るレールの接合部だ。
2号隧道
こうして人が一緒に写っていると(ちなみにパタ氏だ)、その大きさが伝わりやすいだろう。
冬山の視界は良好で、隧道からそのまま断崖へ道がつながっている様子がよく分る。
さらに発見は続いた。
今回はじっくりと辺りを観察しながら歩くことが出来たが、やはりこれは長い隧道である。
パタ氏が鮮明に写りすぎていたので、一応(勝手に判断して)カモフラージュした。
先ほど下から見上げ、前回は2度も登攀した路肩構造物だ。
3号隧道
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