国道158号の安曇村付近のレポート、興味深く読ませていただきました。
松本市街寄りの波田・新村地区にも旧野麦街道が残っているので尋ねてみてはいかかでしょうか。
こちらは人里のため、廃道化することなく生活道路として現在も使われ、昔ながらの古い建物も残っています。
道路調査としてお勧めなのが、この158号を松本に向かって突き進んだ先にある、国道143号です。
ご存じかも知れませんが、この国道143号は松本〜上田を結ぶために作られました。なんといっても青木峠の明通トンネルは現役の国道トンネルとして最古と言われています。
しかし、山を通りカーブが多いため、南側に三才山トンネル有料道路が建設され、主役の座を譲りました。
ですが、改良工事は上田側からも松本側からも一生懸命進められており、漸く峠の下にトンネルを掘る計画が立てられています。となると、新道完成後は廃道化する可能性が高く、
現役最古のトンネルも放棄される可能性があります(林業関係者のみ開放・一般通行禁止かもですが)。
また、その現役最古のトンネル上には更にそれ以前のものと思われる道が見えました。
新道開通前の姿・新道開通・その後 を記録できるのはまさに今すべきだと考えていて、
私としても記録をつけているところです。