津軽森林鉄道 | <隧道レポ-60>
日本最古の森林鉄道には、日本最古の森林鉄道の隧道がある。
明治42年に本線67kmが開通した津軽森林鉄道上の、相の股隧道と六郎越隧道だ。 まだ、森林鉄道用の隧道の規格など無かった当時、国鉄ローカル線用の規格で作られた隧道は、小さな林鉄車輌には不釣り合いなほど大きく、その外見も明治時代の国鉄廃線跡によく似ている。 山行がでは、これまでなぜか確認されていなかった坑口を求め、緊急の探索を実施した! | |
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2005.11.8探索 2005.11.24完結 |
主要地方道寒河江西川線 | <隧道レポ-59>
はたして、現役当時はどのような姿であったのか。
わずか10年かそこいらの間に塞がれたにもかかわらず、もはやまるっきり当時の姿を残さない廃隧道が、山形県西川町にある。 その失われた“片割れ”に執心した私の、オブローダーチャレンジが始まる! レッツ、オブローディング!! | |
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2005.9.25他探索 2005.10.6完結 |
玉川森林鉄道 鎧畑旧線 | <隧道レポ-58>
読者さんが田沢湖町の鎧畑ダムで撮影した一枚の写真。
そこにはまだ見ぬ一つの隧道が、写っていた。 一ヶ村が沈むダム湖の道無き対岸、そこへ至るには、どんな技が必要なのか! 伝説のツナギスト細田氏と二人きりの冒険が、いま始まる。 | |
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2005.8.10探索/2007.10.26再訪 2005.9.8完結 |
仙北鉄道築館線 | <隧道レポ-57>
大正に生まれ、昭和の中頃に使命を終えた、片田舎の軽便鉄道。
そののどかな車窓に締まりを与えていた、たった一本の隧道。 廃止後60年近くを経過した現在、その穴は、農村と住宅地の狭間に、取り残されていた。 おそらく、これが最後の洞内レポートとなる予感を感じつつ…。 | |
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2005.3.16探索 2005.7.20完結 |
東北鉄道鉱業線(未成線) | <隧道レポ-56>
大正の終わり頃、岩手県の馬淵川(まべちがわ)流域に、北上山地を縦断する遠大な鉄道計画があった。
それは、現在の岩泉町門(かど)地区にあった小川鉱山の経営者達が企図したもので、東北鉄道鉱業線と言った。 のどかな山村に点々と残された、70年以上前の鉄道工事の跡。 葛巻町岩上地区の川岸に穿たれた岩上隧道は、数少ない、一度は貫通した隧道である。 工事終了後も、しばらくは村人によって利用されてもいたらしい。 その現状を、お伝えしよう。 | |
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2005.4.27探険/2005.6.11完結 |
笹立隧道 | <隧道レポ-55>
山形県鶴岡市には、日本海沿岸を代表する温泉地湯野浜と、全国から信仰を集める名刹善宝寺がある。
明治44年、この二つの名勝を山を貫き短絡する道「笹立新道」が、竣工された。
竣工から90年余りを経た2003年厳冬、私はこの地を訪れた。 そこには、廃墟と化した隧道が、待ち受けていた。 私は、誘われるように、暗き洞穴に降りていく。 当「隧道探険隊」史上最大の冒険が、始まろうとしていた。 | |
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2003.2.6探険/2005.6.2再訪/2005.6.5完 |
宮城県主要地方道14号線 | <隧道レポ-54>
宮城県大河原町と、同角田市とを結ぶ、郡界トンネル。
何の変哲もない現トンネルの脇には、旧い隧道が隠されている。 そこで目撃した、戦慄の正体! 今夜、あなたが目撃者となる!! | |
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2005.3.24探索 2005.5.4完結 |
| <隧道レポ-53>
かつては日本有数の産油県であった秋田県。
その県都に、今でも残るその痕跡。 製油用手押し軌道は、昭和30年代まで実際に山をくり貫き利用されていた、人力軌道である。 廃止からほぼ半世紀を経た細き隧道は、いま、どんな姿をさらしているのか?! 多くの方々からの情報提供により、ついに、幻の隧道が 白日の下に晒される! | |
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2003.3.28他 探険/2005.4.11完 |
奥羽本線 | <隧道レポ-52>
執筆中。
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2004.12.2探索 2005.4.5更新 |
東北本線 | <隧道レポ-51>
明治23年竣工、大正13年廃止。
筋金入りの廃隧道は、おぞましい廃洞であった。 緊急閉塞危機的隧道探索! | |
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2004.4.10及び2005.3.16探索 /2005.3.26完結 |
羽越本線 | <隧道レポ-50>
環日本海鉄道輸送の大動脈羽越本線。
海岸線すれすれまで山が迫り、奇岩競り立つ山形から新潟に跨る海岸線に、どういうわけか、掘られたままで放置されたかに見える、トンネルがある。 人はそれを、温海の未供用隧道と呼ぶ。 未成線なのか、はたまた、建設途中なだけ? いつか、日の目を見る日もくるのだろうか・・・。 | |
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2005.2.9探索/2005.3.1完結 |
へぐりのまんぼ | <隧道レポ-49>
江戸時代に掘られたという、灌漑用水路洞穴。
土地の人には、へぐりのまんぼと、呼ばれてきた。 それは、未完のまま放棄されたと伝えられる、謎の穴。 穴を究めんと旅を続けるヨッキれんが、その神髄を探るため、単身入洞するも… その結末は?! | |
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2004.8.25探索 2005.2.23完結 |
八久和林道 | <隧道レポ-48>
湖岸にそそり立つ断崖をくり抜いた小さな隧道が、新しいダムによって水没した。
その名も無き隧道が見せた、半水没の景。 とくと、ご覧下さい。 | |
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2004.8.4探索 2005.1.25完結 |
弁慶澤隧道 | <隧道レポ-47>
明治時代中頃、近くの温泉地の旅館を経営する者達により開削された、海岸線の小隧道。
その果たした役割は大きかったが、 国道が通った今、その役目を終えて久しい。 | |
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2004.2.4探索 /2005.1.21完結 |
某県 某廃鉱山1/2/最終回
| <隧道レポ-46>
多くは語れぬ背徳の物語。
沈黙を破り、山行がが暴露する鉱山の真実。 一夜集中連載! いつまで公開できるかは、不明です!! | |
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2004.xx.xx探索 2004.12.31更新 |
北上線
大荒沢口 1/2/3/最終回
| <隧道レポ-45>
薄暗い湖底に沈んだ坑口が、2004年秋のわずか2ヶ月だけ、ダムの改修工事に伴う水位低下によって、水面下からその姿を現すという。
もう二度と目撃できぬかも知れぬ坑口は、はたして現存するのか?! 光を拒む、深き沈没隧道の物語。 | |
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2004.10.4探索 2004.11.5更新 |
国道112号線
前編/中編//後編 | <隧道レポ-43>
「山行が」の侵攻を受けた名川隧道。
だが、その守りは、堅かった。 | |
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2004.7.22探索 2004.7.28完結 |
船岡森林軌道
前編/後編 | <隧道レポ-42>
大正中頃に建設された船岡森林軌道。
そこに残されたただ一つの隧道は、入山した私の前に、異様な迫力を伴って現れた。 古き林鉄の穴、ご覧頂こう。 | |
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2004.3.24探索 2004.6.27完結 |
真室川林鉄 安楽城線・小又線
| <隧道レポ-41>
真室川林鉄を代表する二本の路線が、共通して利用していたのが、両者の起点である奥羽線釜渕駅のすぐ裏手に存在したこの隧道である。
便宜上、これを一号隧道と呼ぶことにする。 重要な隧道だったはずだが、既に…。 | |
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2003.12.3探索 2004.4.19完結 |