山さ行がねが 道路レポート <2>



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奥産道 太田沢内線
秋田県側


1/2/3/最終回
<道路レポ-40>

 昭和40年代、全国各地の未開の山中に、奥地産業開発道路という、新しい道が計画された。
それは名前の通り、これまでは交通の不便のために開発できなかった資源(林業・鉱業・観光)の開発を目的とした、高性能な道路である。

しかし、平成15年に関連の法律は失効し、今後奥産道が新設される見込みはない。
役目を終えた奥産道のうち幾つかは、再び元の森へと還り始めている。
秋田と岩手を、奥羽山脈を越えて結ぼうと志したある奥産道もまた、今はひっそりと、夢の跡にある。
2004.9.15走行
2005.2.1完結


秋田県主要地方道12号線
黒森峠と笹峠


1/2/最終回/
再訪編 前//解説編
<道路レポ-39>


原点回帰。

山行が原点に立ち返るとき、
やはり、峠をチャリで越えるという行為に行き着く。

明治16年に開通した、奥羽山脈を越える新街道。
しかし、余り長くは利用されなかったようで、その後の道路行政の近代化には取り残され続けた。

2004.10.7探索/2010.11.6再訪
2011.10.16完結


国道343号旧線
笹の田峠


/2/3/4/5/最終回
<道路レポ-38>

 交易の道、今泉街道上の峠の一つ、
内陸と沿岸とを隔てる北上高地南縁の峠が、この笹の田峠である。
いつしか馬車道は改良され、車道となった。
そして、その車道が旧道となったとき、山肌を巨大なキャンバスに描かれた幾何学模様。

ループを持つ峠の 旧道。

2004.5.19走行
2004.10.10完結


国道283号線
仙人峠


///最終回
<道路レポ-37>

生きた峠が私は好きだ。

廃道となり、藪に包まれゆく寂しさも悪くない。
はっきり言って、好きだ。

でも、生きた道の姿が、それ以上の興奮を与えることもある。
はっきり言って、アツい!

2004.8.11走行
2004.8.28完結

玉川の五十曲

前編/後編
<道路レポ-36>

道路レポ第五十回目は、輝かしい突破の記録ではない。


過酷な道の先にあるのは、栄光だけとは限らないのだ。

2004.6.30走行
2004.8.14完結

八久和林道

1/2/3/4/5/6/最終回
<道路レポ-35>

ネタ盛りだくさんの八久和林道。

満喫するのが先か?

体力尽きるが先か?

2004.7.22走行
2004.8.30完結

国道285号旧旧線 笹森峠

1/2/最終回
<道路レポ-34>

一度は封印した「二度と行くまい道」だったが、のど元過ぎれば何とやら…。
近場にネタが少なくなった昨今、写真撮りに再攻略を企てた私。
そこで出会う、数々の苦難。
地図からも抹消された峠へ、いざ参らん!

…でも、いい加減懲りろよ、自分。

2004.7.7走行
2004.7.12完結


十和田湖八甲田山
連絡道路


/導入/1/2/3/4/5/6/最終回
<道路レポ-33>

 全長25km。
十和田湖と八甲田山とを結ぶ、究極とも言える観光道路が戦前に拓かれた。
だが、いまその道は地図にない。
少なくとも、車道としては描かれていない。
放棄の経緯は不明ながら、放棄されて道は元の自然を急速に取り戻しつつある。
2004.6.16走行
2004.7.16完結

国道113号旧線
八ツ口

前編/後編
<道路レポ-32>

湖の右岸と左岸。
道を造るとき、その選択が、その道の寿命を決めることもある。

そんな道が、この八ツ口の旧道である。
国道、完全に没す。
2004.5.12走行
2004.6.10完結

国道107号旧線
白石峠

1/2/3/最終回
<道路レポ-31>

明治18年完成の白石隧道は、遙かなる歴史の道、黄金の道、盛街道白石峠に築かれた、岩手県内最古の隧道。
しかし、その存在はいまや忘れ去られたように思える。
いったい、彼の道はどうなっているのか。
2004.5.19走行
2004.5.28完結




国道113号旧線
宇津峠


1/2/3/最終回
<道路レポ-30>


僅か20年足らずで廃止されてしまった、峠の長大トンネル。
その遙か頭上で稜線に峠を刻むのは、三島通庸が拓いた先代の道。

歴史の道と、亜近代的な道の交錯する、宇津峠幾代の道。

2004.5.12走行
2004.5.23完結

秋田県一般県道102号線
大館鷹巣線

1/2/3/最終回
<道路レポ-29>

 県北の主要な2都市間を結ぶ県道102号大館鷹巣線は、路線認定以来一度も開通していない、筋金入りの不通区間がある。
地図上では、それほどの難所とは思えぬその山越えに、どんな景色が待ち受けているのか。
その全てを、お見せしよう。

なお最後には、今回独自に聞き取りした事業主体である県の見解も載せている。見逃せないぞ。

2004.4.21探索/04.5.1完結

国道343号旧線
鳶ヶ森峠


前編/後編
<道路レポ-28>

 平成9年まで、国道343号線には半ば不通の区間があった。
そこは、非常に狭隘な砂利道で、延々と続く松の林の中を登っていく、難所だった。
ただ崖を拓き、森を拓いただけのような道が、国道ということにされ、無責任な道路地図には普通に赤く塗られていた。

新道開通後、あの道はどうなったのか?

2004.4.10走行/04.4.15完結


国道398号旧線
釜谷峠


前編/後編
<道路レポ-27>

 小規模ながら起承転結がはっきりした、峠の見本のような釜谷峠は、現在では1000m近いトンネルでスルーされる。

自動車の通行が途絶えた旧道は、人知れず森へと還る準備を続けていた。
もうそろそろ賞味期限切れが近い。
2004.3.30走行/04.4.8完結

鬼ヶ台と中ノ又峠


1/2/3/最終回
<道路レポ-26>

 出羽丘陵のただ中に、何の変哲もないため池と、山越えの道がある。

そこには、実際に行ってみなければ知ることの出来ない魅力ある道が、
目を付けてくれる旅人を、静かに待っていた。
2004.3.24走行/04.4.5完結

国道285号旧線
秋田峠


盛夏編 1/2/最終回
厳冬編 1/2
<道路レポ-25>

 国道285号線の難所、秋田峠。
しかし、現在の道はすばらしく、そこが峠越えだという事にさえ気が付かないドライバーもいるに違いない。
幾多の改良と、路線の改廃を経て、今の道はある。
切り捨てられた道は、今も苔むしたアスファルトを晒し続ける。

大雪の初回レポートは、訳あって更新を断念しましたが、改めて走行しました。
今度は「猛暑の夏」編、完成です。

2003.8.7走行/04.2.14完結

清水沢林道

前編/後編
<道路レポ-24>

 「山さ行がねが」の探索も、最初は林道から始まった。
戦いの末に、興味の中心は次第に移ったが、それでも、林道には変わらぬ良さがある。

地図に無い道を、切り拓くようにして進んでゆく快感。
思いがけず突破したときの達成感。
それらが凝縮された珠玉の林道を、お伝えしよう。
2003.9.11走行
2004.2.8完結

仙岩国道
工事用道路

1/2/3/4/5/最終回
<道路レポ-23>

 国道46号線仙岩峠に架かる幾つかの橋から足元を見下ろすと、道などあるはずのない谷底に、コンクリートで固められた崖が見える。
それは、昭和52年に開通した現国道を建設する為に築かれた工事用道路の成れの果てだ。

仙岩峠、隠されし第三の道。
                解禁!

2003.11.14走行
2004.5.2完結

国道13号旧線
主寝坂峠

1/2/3/最終回
<道路レポ-22>

 主と寝たかよ、主と寝たかよ、主寝坂峠。
 笹に何かの、笹に何かの、あとがある。


これは地元に伝わる、古い唄の一節だ。
かつてここで、主従の一線を越えてしまった男と女がいたように、
私はここで、生死の一線を越えようとしていた…。
問答無用。
遂に、史上最悪の廃道に遭遇した。

2003.12.17走行
2004.1.13完結

国道106号旧線
区界峠
大峠

/2/3  1/2
<道路レポ-21>

 区界峠。
そこは、北上山地を越えて内陸と三陸沿岸を結ぶ交通の要衝。
古くから開発が進む、高原の爽快な峠道。

 大峠。
そこは、現在では意識されることもないようなただの道。
その真の姿は、旅人の命を脅かす恐怖と戦慄の峠道。

2003.7.17走行
2003.9.24完結




【道路レポート分布図】


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