山さ行がねが 廃線レポート <1>



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藤琴粕毛内川林鉄

1/2/最終回
<廃線レポ-20>

 秋田県北部の藤里町は、白神山地の懐に抱かれた、緑多き街である。
古くから、近接する他の町村と共に、天然秋田杉の宝庫として伐採が進められ、奥地の沢まで森林鉄道網が整備されていた。
しかし、谷沿いの森林鉄道の多くが、昭和33年に一帯を襲った大洪水により流出崩壊し、その後復旧されることなく、トラック主体による運材に県内ではいち早く切り替えられたのである。

 幻の森林鉄道網を探る旅。
その始まりは、小さな支線との、大きな出会いだった。

2005.5.3探索
2005.5.14完結

生保内林用手押軌道
向生保内支線

1/2/3/4/5/最終回
<廃線レポ-19>

 探索の成果はさておき、雨の日にやるべき踏査ではなかったと、
反省しています。

 己の力量をわきまえて、引くべきところは引く。

 そんな当たり前のことを、今から一年前に、私に恐怖という教材で教えてくれたのが、この道でした。
もう、近づきたくありません…。

2004.6.23探索
2005.4.22完結

奥羽本線旧線
赤岩地区

/ 1/2/3/4/5/6/7/8/
最終回
<廃線レポ-17>

 今まで、多くの廃線ファンを虜にしてきた、幻の遺構がある。

それは、奥羽山脈のただ中、険阻な谷底に、途切れ途切れの痕跡を、僅かに地上に覗かせるという。
安全な場所からは、遠目に眺めることさえ難しく、近づく道すらないという。
大部分が、地中、もしくは失われた橋という、途方もない廃線跡。

 廃止後90年余りを経過した、山行が史上未だかつて無い
大型廃線レポート。

 男達は、ひたすらに登った!潜った!

2004.11.20探索
2005.1.20完結

定義森林軌道

1/2/3/4/5/6/最終回/
/補完編
/2015再訪編
<廃線レポ-16>

 定義森林軌道。
昭和13年竣工、38年廃止。
全長11300m。

 これは、宮城県仙台市に現存した、かつて無い遺構残存度を誇る森林軌道である。

 あなたは、きっと震撼する!!

2004.11.3探索
2004.11.24完結

第二次 和賀計画

/1/2/3/4/5/6/7/8/
最終回
<廃線レポ-15>

 再び和賀。

 森吉と並び、2004年の山行がを代表する冒険の地。

 ダムに沈んだ一つの街、そして駅。

 それらの全てがいま、白日の下に!
我々探険隊は、地中でとんでもない景色に遭遇した!!

2004.10.24探索
2004.12.26完結

森吉林鉄
粒様線

/1/2/3/4/5/6/最終回
<廃線レポ-14>

 山行が初の沢歩き。
 山行が初の山中泊。
 山行が初の 悔し涙…。

 挑むは、“神の谷” と称されし、幽谷。

 新たな森吉の物語の、 はじまり。

2004.9.22-23探索
2004.10.25完結

レポート NO.45

和賀計画


平和街道1/2/3/4/5/6
軽便鉄道7/8/9/10/11
/最終回
<廃線レポ-12>

 それは、忘れられた街道と、

 失われた鉄道とを辿る旅だった。


 3人の男達が、自己の限界を試すため、
自己の満足のためだけに、
命を賭し、

 和賀の谷を旅した記録である。

2004.5.30探索
2004.7.17完結



森吉森林鉄道
第X次探索

1/2/3/4/5/6/7/8/最終回
<廃線レポ-11>

 森吉林鉄探険最終回。

 森吉ダムの建設と同時に生まれた、全国的にも稀な森林鉄道付け替え区間の全容が、明らかになる。

 500mを越える隧道は3本。
湖面を跨ぐ長大橋梁2基。
総延長6300m。

 過去最多の仲間達に恵まれ、万全の体制で臨む、森吉探険第5次。
ご覧下さい!

  
2004.6.13探索
2004.9.30完結

森吉森林鉄道
第W次探索

1/2/3/4/5/6/7/8/最終回
<廃線レポ-10>

 猛烈な雨の中、過去最大の出水を見る廃隧道群へと踏み込む5人。
遂にボートが出動し、お馴染み梁渡りに、全員総出の土木作業と、とにかく盛りだくさんの森吉林鉄合同調査隊。

 森吉シリーズ中最も過酷だったと言われ、初めて核心部に迫る第四弾。

 
2004.5.4探索
2004.5.15完結

森吉森林鉄道
第V次探索

1/2/3/4/5/6/7/最終回
<廃線レポ-09>

 今度の探索は、3人。

 悔しさに拳を振るわせたあの橋を、とうとう克服?!

 伝説の「大技」が、今遂にベールを脱ぐ!

2003.11.30探索
2003.12.24完結

森吉森林鉄道
第U次探索

1/2/3/4/最終回
<廃線レポ-08>

 見えている、先。
だが、そこへ進むために、命を懸ける事を強要されたとき、あなただったらどうする?

 リアルにそんな場面に遭遇した、二度目の森吉森林鉄道探索。
前から後ろから探索は行われ、いよいよ森吉林鉄包囲網が築かれた!

2003.10.30探索
2003.11.17完結

森吉森林鉄道
第T次探索

/1/2/3/4/5/6/最終回
<廃線レポ-07>

 これより長きに亘り山行がのライフワークとなった、森吉森林鉄道探索。
その端緒となったのが、このレポート。

 この一発目の調査で、一体何が明らかになり、何が分からなかったのか。
山行がの記念碑的作品だ。

2003.10.8走行
2003.10.22完結

船岡森林軌道
滝ノ又支線

前編/後編
<廃線レポ-06>

 昭和33年に開設され、昭和43年には県内の多くの林鉄と運命を共にした、船岡川の奥地の支線軌道。
そこには、未だ幾つかの木橋が往時の姿を留めている。

2004.4.29探索
2004.6.1完結

玉川森林鉄道
生保内〜玉川ダム編

1/2/3/4/5/6
/7/ 8/9/10/11/12
/最終回
<廃線レポ-05>

 県内最大規模の森林鉄道は、林業のみならず観光客をも運び続けた。
かつて、一日がかりで歩かねばたどり着けなかった秘湯へと、レールは延びた。
その距離、40キロメートル。

 玉川森林鉄道は、ダムによる水没や付け替えに揉まれながらも、昭和38年まで存続していた。
それは、県北と、秋田市を除けば唯一の、森林鉄道。一級の設計を有する幹線であった。
2003年に探索したのは、その起点から中盤・鎧畑、そして玉川ダムまでの区間だ。

 
2003.11.19他探索
05.3.11完結

真室川森林軌道

1/2/3/4/5/最終回
<廃線レポ-04>

 真室川森林軌道は、秋田営林局管内山形県真室川町に存在した中規模の森林軌道である。
本路線の特徴は、廃止後に車道として再利用されている部分が極めて少ないという点だ。
その理由は不明だが、軌道が幾つもの峰越トンネルを途中に有していたことも、無関係ではないと思われる。

 ではいま、それらの隧道は、どうなっているのだろう。
隧道ハンターの新たなる挑戦が、始まった!

2003.12.3探索
2003.2.6完結

錦秋湖 水没旧道

/2/3/4/5/6/7
<廃線レポ-03>

 ダムに沈んだ長大な道、そして鉄道。
それらが、湖畔の崖に僅かに顔を見せる8月。
普段は決して人の近づくことのないその場所に、山行がは単身挑んだ。

 そして、次々に現れる、水没の痕跡を色濃く残す遺構達。
この後のレポートにも多大な影響を与えた一本です。

 
2003.8.14走行
2003.8.31完結

抱返り渓谷

<廃線レポ-02>

 ヨッキれんよ、お前は本当に変ってしまったな。
林道に廃道に、道なき道を、その果てまで、チャリと共に旅する。
それが、お前のモットーではなかったか。
そのお前が、僅か数年の内に、あなぐらを好む地底人のようになっているではないか。
お前の真の姿は、そんなんじゃない。
おまえの、求める道が、ここにある。
試してみよ。そして、思い出せ。

そんな啓示があったかどうかは定かではないが、原点回帰の長大林道作戦!

2003.4.17走行
2003.4.29公開

矢立峠

奥羽本線旧線 
及び 国道7号線旧道

/2/最終回
<廃線レポ-01>

 秋田県内で最も古い鉄道隧道が、既に使命を終え雪深い峠に遺されている。
それが、この青森県と接する矢立峠である。
明治32年に営業を開始し、昭和35年まで利用され続けた旧線は、その現役時代、SLの三重連走行で鉄道ファンに知られたる場所だった。 それだけ、険しい山越えだったということだ。

 貴重な明治の隧道をたらふく、召し上がれ。

2003.4.10走行
2003.4.21完結



【廃線レポート分布図】


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